「メルカリの取引ってどうすればいいの?」
「注意点があれば、あらかじめ把握しておきたい...」
このような悩みを抱えていませんか?
取引手順がわからないと、始めるのを躊躇してしまいますよね...
この記事では、出品〜取引終了までの流れを画像付きで解説しています。
これからメルカリで出品したいと考えている人は、スムーズに行えるようにあらかじめチェックしておきましょう!
またその他には、次のことについても解説しています。
本記事の内容
- メルカリの取引手順(画像付きで解説)
- 迷惑行為だと判断されてしまう取引
- 取引をする上での注意点
- 取引で高評価を獲得するコツ
- 取引を手っ取り早く学べる勉強法
こんな方におすすめ
- メルカリの取引手順を、実際の画面を参考に把握したい
- 取引上の注意点をあらかじめ知っておきたい
- 高評価を獲得して、継続的に売れる出品者になりたい
こちらに当てはまる人は、ぜひ最後までご覧ください!
目次
メルカリの取引手順を画像付きで解説
メルカリの取引手順は、大きく3段階に分かれます。
メルカリの取引手順
- 出品
- 売れた後の取引
- 商品到着後のやりとり
ここでは、上記3つの手順を画像付きでわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください!
1. 出品手順
では、まず出品手順から解説していきます。
これから出品するという方は、ぜひ一緒にやってみてください。
選択肢が3つあるのでどれを選べば良いのか迷うかもしれません。
その場合は、以下の表を参考に選択してください。
項目 | 選ぶ基準 |
---|---|
写真を撮る | 商品写真をまだ撮影していない場合 |
アルバム | 商品写真をすでに撮影済みの場合 |
バーコード(本・コスメ) | 出品商品にバーコードが付いている場合 |
バーコードが付いている商品の場合は、バーコードを読み取ると商品情報が自動で記載されるのでとても便利ですよ!
商品情報の入力項目では、以下の内容を上から順番に埋めていきます。
- 商品名
- 商品の詳細
- カテゴリー
- 商品の状態
- 商品の説明
- 配送について
- 配送料の負担
- 配送の方法
- 発送元の地域
- 発送までの日数
- メルカリ寄付(任意)
- 販売価格
商品情報を入力する際に、多くの方が悩まれるのが「商品の説明」の項目ですね。
任意の項目になっていますが、まったく商品説明がないとメルカリの規約違反となる恐れがあるので注意してください。
また、購入者にとって商品購入の判断材料の一つとなるため、売上にも大きく影響を与える項目です。
「商品説明に何を書けばいいのかわからない」
「書き方を教えてほしい」
もしこのように悩まれている人は、以下の記事で詳しく解説していますので、チェックしながら一緒に作ってみてください!
2. 売れた後の取引手順
続いて、商品が売れた後の手順を解説します。
メルカリで商品が売れたら、以下の流れで取引を行います。
- 購入者からの支払いを待つ
- お礼のメッセージを送る
- 商品を梱包し、発送する
- 発送通知を送信する
注意点としては、必ずお礼メッセージを送るようにしましょう。
購入後に反応がないと、購入者が不安に思ってしまう可能性があります。
支払いの確認が取れた旨と、どのくらいの日数で発送するかを伝えられるといいですね。
また、商品発送後に発送通知を送ることをお忘れずに!
発送通知は、専用のボタンよりワンタップで送れるので、商品の発送が完了したらすぐに送るのがおすすめです。
3. 商品到着後のやりとり
商品が到着したら、購入者評価を登録して取引が終了となります。
購入者評価では、「良かった/残念だった」の評価とコメントを残すことが可能です。
特に問題のない取引なら「良かった」評価を残してあげると、お互いに気持ちよく取引を終えられるでしょう。
メルカリの取引で迷惑行為と判断されてしまうこと
メルカリでは、出品・発送・購入・受取・取引・評価などに関して、迷惑行為と判断する内容を定めています。
もし迷惑行為だと判断された場合は、メルカリ事務局より警告が届きます。
その警告を無視して改善を行わなかった場合は、一定期間の利用制限または無期限の利用制限など厳しいペナルティが課せられるので注意してください。
ここでは、メルカリが公表している迷惑行為についてメルカリの公式の情報を引用してご紹介します。
1. 出品
出品者における迷惑行為は、以下のとおりです。
メルカリガイド
- 商品状態、紛失、売り切れを理由にキャンセルすること
※手元にない商品の出品やECサイト等から直送することは禁止行為に該当します- 商品について正確な説明を行わないこと
- 購入手続き後に商品の値上げ、送料の上乗せを持ちかけること、また、それを理由にキャンセルすること
- 取引中の商品を出品すること
個人的に特に注意だと感じるのは、「商品について正確な説明を行わないこと」です。
なぜなら、メルカリの商品説明は任意項目となっていて、記載しなくても出品できてしまうからです。
商品説明欄は、商品の詳細をしっかりと記載するようにしましょう!
商品説明の書き方は、以下の記事で詳しく解説しています。
2. 発送
発送における迷惑行為は、以下のとおりです。
メルカリガイド
- 送料込みの商品を送料別(着払い)・送料不足で発送すること
- 発送前に発送通知を行うこと
- 第三者が取引を代行すること
- 匿名配送(メルカリ便/梱包・発送たのメル便)以外の配送方法において、差出人情報を記載せずに発送すること
- メルカリで知り得た個人情報を取引以外の目的で利用すること
- 梱包に不十分な点があること(以下参照)
- 商品に直接配送伝票を貼り付けている
- 割れ物を緩衝材などなく封筒や箱にそのまま入れている
- 商品の一部が梱包材からはみ出している
- 折れ、曲がりやすい商品を包装紙などの柔らかい素材で梱包している
- 箱の中に緩衝材や詰め物がなく、商品が動く状態で梱包されている
どの項目も常識で考えれば、当然のことですね。
発送通知に関しては、任意のタイミングで送れてしまうので、コンビニもしくは配送業者への受け渡しを行ってから通知を送るように注意しましょう。
また梱包に関しては、梱包のやり方がイマイチわからないために、悪気なく不十分な梱包をしてしまうこともあるかもしれません。
そのような事態を防ぐために、まずは以下の記事で梱包のやり方をチェックすることをおすすめします。
意外と盲点な部分があるので要チェックです!
メルカリで売れた商品の梱包方法を解説!注意点や資材も紹介|メルカリ Column
3. 購入
購入における迷惑行為は、以下のとおりです。
メルカリガイド
- 自己都合により取引をキャンセルすること(以下参照)
- 誤操作、誤購入によりキャンセルすること
- 必要なくなったとの理由でキャンセルすること
- 着払い見落としなど、送料を理由にキャンセルすること
- サイズや状態などの商品説明の見落としを理由にキャンセルすること
- 届いた商品がイメージと異なることを理由にキャンセルすること
- 支払い方法の変更を理由にキャンセルすること
- 予定より早い日数での発送を求めること
- 購入手続き後の商品に対して値引きを持ちかけること
- 売却済みの商品に対し、第三者が取引やキャンセルを持ちかけること
購入手続きが完了した時点で、取引は成立してしまいます。
そのため商品詳細ページの情報をしっかりと確認し、納得した上で購入するようにしましょう。
4. 受取
受取における迷惑行為は、以下のとおりです。
メルカリガイド
- 配送方法を強要すること
- 購入した商品を受け取らないこと
- 取引相手の意思を確認せず商品を返送すること
- トラブルが発生していないのに受取評価をしないこと
こちらも常識で考えれば、当然のことですね。
一点気をつけた方が良いことは、「受取評価をしないこと」です。
メルカリでは、受取評価をすることで取引が完了となります。
初めての方はついつい忘れてしまうかもしれませんので、受取評価は必須作業だということを覚えておきましょう!
5. 取引
取引における迷惑行為は、以下のとおりです。
メルカリガイド
- 配送先情報の設定または記入時に誤りがあること
- 返品合意後に商品の返送・受取を拒否すること
- お客さま独自のルールにより取引を放棄したりキャンセルを強要すること(以下参照)
- コメント必須などを理由に取引拒否すること
- 低評価、性別、国籍、初心者などを理由に取引拒否すること
- 進行中の取引を放棄すること(以下参照)
- 発送予定日を過ぎても商品を発送しないこと
- 支払い期限を過ぎてもお支払いを完了しないこと
- 商品についての確認やトラブル発生時において取引メッセージに対応しないこと(挨拶は必須ではありません)
上記の中で特に注意したいことは、「配送先情報の設定または記入時に誤りがあること」ですね。
記入ミスがないように、入力した内容を確実にチェックしてから入力完了するようにしましょう!
6. 評価
評価における迷惑行為は、以下のとおりです。
メルカリガイド
- 「良かった」の評価をつけるように指定すること
- お断りされた後も評価の変更を依頼すること
- 評価コメントの内容が不適切であるもの(以下参照)
- 誹謗中傷や暴力にあたるもの
- 差別にあたるもの
- 違法にあたる物の取引を行う、また取引を促すもの
- 外部サービスなどに誘導するもの
- 公序良俗、モラルに反するもの
- その他、弊社が不適切と判断したもの
- 評価へ個人情報を記載すること
- 自己都合で事務局へ評価を依頼すること
評価を記載する際は、良かった点・残念だった点の事実のみを常識の範囲内で記載するようにしましょう。
特に、取引の中で不快な思いをした際には、ついつい誹謗中傷コメントを書きたくなるかもしれません。
しかし、評価コメントに記載しても解決にはつながらないのが実状です。
もしどうしても不当な取引だと感じた場合は、速やかにメルカリ事務局へ問い合わせをするのがおすすめ
メルカリ事務局へ問い合わせをしたい場合は、以下の手順で行えます。
画像付きで解説しますので、参考にしてください!
メルカリで取引する上で注意しておくべきこと
メルカリでは、メッセージのやりとりをしっかりと行うことが大切です。
メッセージでのやりとりを行う際に注意すべき項目は、主に5つあるように感じます。
メッセージのやりとりの注意項目
- 挨拶
- 返信
- 言葉遣い
- 値下げ
- 質問やリクエスト
気持ちの良い取引を行えるように、各項目の注意点をチェックしてみてください!
1. 挨拶をした方が気持ちよく取引を開始できる
出品した商品が購入されたら、必ず挨拶を入れましょう。
もちろん、挨拶をしなければいけないというルールはありません。
しかし、メッセージを送ることで購入者へ安心感を与えられます。
特にメルカリは個人同士のやりとりなので、気にかけたいところです!
メッセージを送るときは、以下のような文章を送るといいでしょう。
「ご購入いただきありがとうございます!丁寧な対応を心がけますので、短い間ですがよろしくお願いします。」
このような短い文章で構いません。
簡単な文章ではありますが、送るのと送らないのでは取引の印象が大きく変わります。
2. 返信は必ず行う!
メッセージに届く挨拶や質問には、必ず返信しましょう!
購入者の中には、「購入させていただきました!よろしくお願いします」と丁寧にメッセージを送ってくれる方が多くいます。
そのような挨拶には、誠意を持って返信することが大切です。
もし無視をしてしまった場合、相手に不安な気持ちを与えてしまいかねません。
また、購入者からの質問が届くこともあります。
この場合も、必ず返信しましょう。
購入後に取引内容の変更はする必要はありませんが、答えられる範囲で回答することで、お互いに気持ちよく取引を進められます。
3. 丁寧な言葉遣いを心がけましょう
丁寧な言葉遣いでメッセージを送るようにしましょう。
メルカリでは相手の顔が見えませんし、文章からは感情が伝わりにくい場合があります。
例えば、値引き要求をされた際の返信文を考えてみましょう。
以下の2つのメッセージなら、どちらが良い印象を受けるでしょうか?
1. 「値引きはできません」
2. 「大変恐縮ですが値引きはできかねます。〇〇な理由なため、ご承知いただけますと幸いです」
おそらく2の方が、丁寧な印象を受けるかと思います。
ポイントは、相手が不快に思わない文章かどうかを気にかけること!
敬語を使えば良いわけではないので、注意してくださいね。
メルカリの取引で高評価を獲得するためのコツ
メルカリで高評価を獲得するためのコツは、次の4つです。
取引で高評価を獲得するコツ
- 丁寧なメッセージのやりとり
- 丁寧な梱包
- 設定した配送日数を守ること
- スタンプ機能を活用して気持ちよく取引
高評価を獲得することで他の購入者からの印象が良くなり、次回以降の売上にも好影響を与えます。
それぞれの項目についてもう少し詳しく解説しますので、ぜひチェックしてください!
1. 丁寧なメッセージのやりとり
メッセージのやりとりは、購入者への印象に直結します。
商品が問題なく届いたとしても、メッセージへの返信がなかったり、態度が横柄だったりすれば気持ちの良い取引にはなりません。
購入者からの評価に「メッセージのやりとりが残念だった」という理由から、マイナス評価を入れられてしまう可能性が高まります。
2. 丁寧な梱包
梱包は、配送中に商品が動いたり傷ついたりしないようしっかりと行いましょう。
実際のところ、商品が問題なく届いたとしても、梱包の雑さが伝わると悪い評価を受けるリスクがあります。
最悪の場合は、二度と購入してもらえなることも考えられるので要注意...
梱包は厳重に、やりすぎぐらいがちょうど良いでしょう。
梱包をしっかりしていると、受取評価の際に梱包に関するお褒めの言葉をいただくこともあります。
3.設定した発送日数を守ること
商品の発送は、設定した日数よりも早めに送るのがおすすめです。
早めに送ることで、相手に迅速な対応を評価してもらいやすくなり、高評価につながります。
また、交通状況や天気によって、配送が遅れることも考えられます。
早めに送ることで、万が一配送が遅れたとしても商品到着が遅くなるリスクを軽減できます。
商品が問題なく、なおかつ、予定よりも早く到着することで購入者に喜んでもらうことができますよ。
スタンプ機能を活用して気持ちよく取引
スタンプ*の活用は、お互いに好印象を与えるために役立ちます。
※2023年7月7日より開始
スタンプは、メッセージに気軽にリアクションできるツールです!
4種類の中から選べるので、その時の状況や心情にあったものをチョイスしましょう。
ただ文章だけのやりとりよりも相手との距離を近く感じられ、お互いに好印象を持ちながら取引を行えます。
注意点としては、スタンプのみでの返信は控えた方が良いでしょう。
中には、スタンプのみで返信がないことを不快に感じる人もいます。
メルカリで良い取引を学べる一番の勉強方法とは?
メルカリで良い取引方法を学べる一番の方法は、実際に購入者として利用することです。
ここまで取引の手順や迷惑行為・注意点などについて解説しましたが、一つひとつ勉強するのは、大変ですしそこまで多くの時間をかけられない人も多いですよね。
もし欲しい商品があればではありますが、実際に取引を経験すると本記事でお伝えした内容を手っ取り早く把握できます。
- 取引の手順
- メッセージ上での言葉遣いや文章内容
- 評価コメントの書き方
- 梱包方法
- 発送のタイミング
上記のことを学べたら、あとは自分が出品する際に真似をすればOK!
私自身も出品者でありながら、購入者としてもヘビーユーザーです。
メルカリには、意外と良い商品が多く掲載されているので、日常の買い物を節約する意味でもおすすめですよ。
まとめ
この記事では、メルカリの取引手順や注意点・迷惑行為、取引で高評価を獲得するためのコツなどについて解説しました。
改めて本記事で解説したことをまとめると、以下のようになります
本記事の内容
- メルカリの取引手順(画像付きで解説)
- 迷惑行為だと判断されてしまう取引
- 取引をする上での注意点
- 取引で高評価を獲得するコツ
- 取引を手っ取り早く学べる勉強法
特に迷惑行為については、メルカリが公表している内容に該当しないよう注意してください。
最悪の場合、無期限の利用停止になってしまう恐れがあります。
メルカリの公式の情報をもとに解説しましたので、もしわからないことがあれば再度読み返していただければ幸いです!
そして取引手順が理解できたら、次は売る方法を把握していきましょう。