メルカリの商品説明文にハッシュタグを使っている人を見かけます。「なぜつけているの?」「どのように活用すればいい?」と疑問に思う人もいるでしょう。
この記事では、メルカリで「ハッシュタグを使う効果」と「効果的な活用方法」について解説します。
もし閲覧数が伸びないなら試してみる価値ありなので、ぜひこの記事で使い方をチェックしてみてください。
なおこの記事は、レディースの服を出品する人向けです。記事内で事例を紹介していますが、レディースの服を出品することを想定してお伝えしています。
ただ基本的な使い方はどの商品でも大差ないため、服を出品する人以外にも役に立つ内容になっています。
目次
メルカリでハッシュタグはつけた方がいい?どんな効果がある?
「少しでも早く商品を売りたい」「閲覧数が少なくて悩んでいる」そんな人は、ハッシュタグをつけるのがおすすめです。
メルカリでは検索ボックスから商品を探す人が多いため、検索結果ページに表示されやすくなります。
とはいえ、必ずしもハッシュタグを使わないと売れないわけではありません。
取引実績の多い出品者でもハッシュタグを使っていない人はたくさんいるので、あくまで補助的な方法として活用するのがいいでしょう。
服を販売するときのハッシュタグの基本的な使い方
ハッシュタグには、服の特徴を表すキーワードを入れるのが基本です。
選び方としては、ユーザーが検索するキーワードかどうかを考えましょう。
さまざまな調べ方がありますが、キーワードを見つける最も簡単な方法は、「自分なら何というキーワードで検索するかな?」と考えてみることです。
ここでは、ハッシュタグに入れるキーワードとしておすすめなものを6種類ご紹介します。
もし入力する項目に困った場合は、一度該当するキーワードで検索を行い、検索結果ページの上部タブの情報を参考にしてみるのも一つの手です。
赤い枠で囲ったキーワードを参考に、出品商品の特徴を入れてみてください。
#GU #ジーユー #レディース #青 #Sサイズ
このように、上部タブの項目に合わせて商品の特徴をタグ付けするのもおすすめです。
ここからは、一つひとつの項目にフォーカスして解説していきます。
使い方1. 服の種類を入れる
#トップス #ワンピース #スカート
トップスやワンピース、スカートなど、服の種類を記載します。
服の種類を入れることで、同じ商品ジャンルを探している人に閲覧してもらえる可能性が高まります。
使い方2. レディース or メンズ
#メンズ #レディース
レディースやメンズなど、どちらの性別向けの商品かを表すキーワードも入れておきましょう。
とはいえ実際に「カーディガン」「トップス」などキーワード単体で検索してみると、レディース向けの商品が表示されるようです。
もしかすると、レディースを出品する場合には入れなく問題ないかもしれません。
ただ検索ボックスに「レディース」「メンズ」と入力して検索する人もいるので、その人たちには表示されやすくなります。
使い方3. 着られる季節を入れる
#秋 #冬
「秋服が欲しい」「夏服が欲しい」など服を探すときは、着たい季節をもとに探しますよね。服を着られる季節をタグ付けしておくのも、検索されやすくなるポイントです。
ノースリーブやダウンなど、明らかに着られる季節がわかるものはいいのですが、中にはわかりにくい服もあります。
「秋に着られるのかな」「春先でも着られる?」など商品画像だけでは迷ってしまう人もいるので、着られる季節を明記しておくことは、商品ページを閲覧するユーザーに対して親切な行為でもあります。
使い方4. 服の状態(新品・未使用に近いなど)
#新品 #未使用に近い
新品や未使用に近いなど、商品状態もダグ付けしておくといいでしょう。
メルカリでは中古品が多いため、あえて「新品」や「未使用」などのキーワードを入れて検索することが考えられます。
記載しておくことで、検索結果に表示される可能性が高くなるのでおすすめです。
またユーザーの利便性を高められるメリットもあります。
商品の状態は、商品の情報の欄から確認できますが、商品説明文の下までスクロールしなければなりません。
あえてハッシュタグで記載することで、ユーザーがスクロールする手間を省けるのです。
商品説明文の中に記載しておくことで、ユーザーがスクロールする手間を省き、より早い段階で商品状態を把握できるようになります。
またハッシュタグをつけると、青文字表記されるので、ユーザーにとって視覚的に把握しやすくなるメリットもあります。
使い方5. 服の特徴的な部分を記載
#ストライプ柄 #ピンク #ノースリーブ #ニット
素材やカラー、デザイン、首元の形など、ユーザーが知りたいであろう服の特徴を記載するのもおすすめです。
これらの詳細な情報を書いておくことで、出品商品を求めるユーザーに表示される可能性が高まります。
使い方6. 服のブランドを表示
#ユニクロ #Uniqlo #GU #ジーユー
ブランド名を入れて検索する人も多いため、ブランド名を入れることもお忘れなく!
英語表記のブランドであれば、カタカナ表記も一緒に入れておきましょう。カタカナで検索する人もいるためです。
ハッシュタグをさらに効果的に活用するおすすめの方法
ここでは実際のユーザーの実践事例や、キーワードリサーチのノウハウを踏まえて、ハッシュタグの効果をより高める方法を紹介します。
方法1. 似たタイプのブランド名も入れる
ブランドの表記方法として、類似ブランドを記載している人も見受けます。(以下のような感じです)
Hands of creation
prit
TOKIHO トキホ
タブリクtabrik
パラスパレス
ジャーナルスタンダードなどお好きな方にも。
ハッシュタグではありませんが、関連するブランドを商品説明文に入れておくと、アクセスを獲得できるユーザーの幅を広げられます。
またユーザーにとっては、新たなブランドの発見にもつながるのでお互いにメリットがあると言えるでしょう。
ただし、あまりに多く表記しすぎたり、まったく関係のないブランドを羅列したりすることは控えるのが賢明です。
メルカリからペナルティを受ける恐れがありますし、閲覧したユーザーが不快に思う可能性があります。
方法2. SNSでトレンドのキーワードを使う
もしSNSでトレンドになっている商品であれば、SNSのトレンドキーワードを引用するのもおすすめです。
トレンドキーワードは実際にユーザーに多く検索されているキーワードのため、メルカリでも検索される可能性があります。
Xの場合は、以下の手順でトレンドキーワードを見つけられます。
- 画面下部の検索アイコン(虫メガネ)をタップ
- 画面上部の「トレンド」をタップ
方法3. Googleの検索キーワードのボリュームを参考にする
これは、キーワードを選ぶときのちょっとしたテクニックです。
例えば、「子供」「子ども」「こども」のように同じ言葉で複数の表記方法があるケースがあります。
検索キーワードチェックツールで調べてみると、同じ言葉にも関わらず月間検索数に差があることがわかります。
キーワード | 月間検索数 |
---|---|
子供 | 0 |
子ども | 673,000 |
こども | 673,000 |
もし「こども」という言葉を入れるなら、「こども」もしくは「子ども」と記載した方が検索される可能性が高いことがわかります!
ハッシュタグが青色にならないときの原因と対処法
ハッシュタグは、半角で入力してください。
【半角の場合】
【全角の場合】
全角ではリンク表記されないため、青文字にならない場合は半角で入力し直しましょう。
ハッシュタグでペナルティを課されないための注意点
関連のないキーワードをタグ付けする行為は迷惑行為にあたる可能性があり、最悪の場合メルカリからペナルティが課されます。
またハッシュタグと到着後の商品に相違が発生した場合に、購入者から悪い評価をつけられる可能性も高まります。
1つでも悪い評価が付くと悪い出品者だと判断される危険も。ほかの商品の売れ行きに影響するため、ハッシュタグの使い過ぎは控えましょう。
特にハッシュタグの数に制限はありませんが、メルカリは5つ程度が適切だと伝えています。
(参照:メルカリ Column)
閲覧数が増えないときはハッシュタグを活用してみましょう!
この記事では、メルカリ出品におけるハッシュタグの活用方法について解説しました。
商品に関連するキーワードをタグ付けすることで、キーワード検索するユーザーに表示されやすくなり、閲覧数UPが期待できます。
関連のないキーワードを入れるとペナルティの対象になる恐れがあるので、5つ程度を目安にタグ付けしてみましょう。
またハッシュタグを使うときは、必ず「半角(#)」で入力するようにしてください。
X(Twitter)では全角でも半角でも青文字になりますが、メルカリでは全角で記載するとリンク表記(青文字)になりません。